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   ミャンマー国軍クーデター弾劾

       人民虐殺をやめろ!

    

 ミャンマー国軍は二月一日、ウィンミン大統領やアウンサンスーチー国家顧問を拘束した上で、「軍が国家の権力を掌握した」と発表した。国軍によるクーデターだ。
 昨年一一月の総選挙で、国軍系野党・連邦団結発展党(USDP)はアウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)に大敗した。軍事政権時代からの「軍人枠(国会の四分の一の議席)」を加えても、軍の政治力は急激に減退する状況だった。国軍は総選挙の「不正」を主張してきたが、選挙管理委員会はこの主張を退けた。危機感を募らせたミンアウンフラインを最高司令官とする国軍は、総選挙後最初の国会が開かれるはずだった二月一日にクーデターを引き起こした。国軍は「非常事態宣言」を出し、軍が一年間権力を掌握するとした。
 ミャンマーでは国軍クーデターに対する抗議行動が続き、日本をはじめ国外のミャンマー人民も、抗議デモ、ストライキに結合して抗議デモに立ち上がっている。
 二月二二日には、国軍に抗議する「22222」運動と名付けてゼネストが呼びかけられ、ミャンマー全土に抗議行動が拡大した。この日、首都ネピドー、ヤンゴン、マンダレーなどで大規模なデモが取り組まれ、抗議行動参加者は数百万人となった。この抗議行動の中で三人が虐殺された。
 抗議行動の拡大を恐れる国軍は、抗議デモに発砲し虐殺をくり返している。逮捕―拷問も行なっている。しかし、抗議デモ、ストライキは拡大しており、さらに警察官、公務員などにまで不服従運動が広がっている。
 国軍と闘い抜くミャンマー人民を支持し連帯しよう。
 ミャンマー国軍は人民虐殺をやめろ! 「非常事態」をただちに解除せよ!



 


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